トリニティ工業株式会社

コーポレート・ガバナンス

基本的な考え方

 当社は、社是「信頼と創造」を理念に、株主の皆様やお客様をはじめ、取引先、地域社会、従業員等のステークホルダーとの良好な関係を築き、お客様に満足していただける商品を提供することにより長期的な企業価値の維持向上を図ることが重要と考えております。こうした考え方のもとに経営の効率性と企業活動の健全性・透明性を維持・向上するため、コーポレート・ガバナンスの充実を図っております。

コーポレートガバナンス報告書

コーポレートガバナンス体制

 業務執行体制としては、11名の常勤取締役と1名の常勤監査役で構成される経営会議を設置し、業務執行の迅速性を確保すべく、原則週1回の頻度で、業務執行に関する事項につき報告、決議を行っております。なお、法令または定款に定められた事項及び経営上重要な事項については経営会議で充分な審議を行った後、取締役会に上程することとしております。併せて、業務執行部門毎に担当する役員を配置し、各々の役割、責任を明確にすることで、業務執行の迅速性を確保しております。

 また、当社では当社に潜在するリスクをつぶさに洗い出し、継続的なリスク低減対策とその活動フォローを行っております。特にコンプライアンス委員会においては、取締役社長を議長とし、定期的に開催することで、当社グループの事業運営に係る法令、定款及び社内規定等の遵守状況の確認及び継続的なコンプライアンスリスクの低減活動を実施しております。

当社の取組み

コンプライアンス推進活動

 全従業員を対象としたコンプライアンス教育の実施、コンプライアンスに関する啓蒙ニュースの定期発刊、社内報やデジタルサイネージ等を活用した啓蒙メッセージの発信により、従業員に対する法令・社内規程の周知徹底および意識向上を図っております。
 また、内部通報窓口を設置・運用することでコンプライアンス違反の未然防止にも努めております。

コンプライアンス教育

リスク管理活動

 リモートワークや電子承認等のICTツール活用が進む中でも、確実に機密情報が保護されるようモニタリングシステムを導入するとともに近年急増するサイバー攻撃も念頭に、子会社まで含めた情報セキュリティ体制の構築や従業員の意識向上にむけた啓蒙活動・訓練を推進しております。

デジタルサイネージでの啓蒙

グループ管理活動

 子会社各社においては、当社役員を兼務役員として継続的に選定しており、WEB会議システム等を用いて各社の取締役会に参加することで、定期的な意見交換・情報交換を行っています。
 また、地域会議など各社事業の振り返り・翌期の取組みを検討する場も定期的に設け、グループとしての内部統制強化を図っております。