トリニティ工業株式会社

採用情報recruit

全長100mを超える巨大プラントを
自らの設計で稼働させる醍醐味

設備部門(第2設計エンジニアリング部 第21設計室 プラント制御G)
工学部電気電子工学科卒
2012年入社

若手社員に仕事を任せてくれるから、やりがいも大きい

私がトリニティ工業への入社を決めたのは、大学時代の恩師である教授から勧められたことがきっかけです。電気電子工学を学んでおり、将来は自動車関係の業界で活躍したいと考えていた私にとって、とても良い選択だったと思います。実際に入社してみると、職場は非常に風通しがいいですし、ある程度自分のペースで仕事を進めていける点も気に入っています。

現在は、塗装プラントの制御設計を担当しています。システムの検討に始まり、原価積算、電気図面やPLCソフト、スクリプト、ロジック作成、モニターやタッチパネル画面の制作など、プラント全体の電気設計業務を幅広く行っています。最近は既設プラントの改修工事が多く、老朽化した設備や生産中止になる設備を後継機種に更新する作業や、省エネ・IoTに対応するための工事などが中心になっています。

塗装プラントは、前処理電着工程にはじまり、電着乾燥炉、中塗りブース、上塗りブース、上塗り乾燥炉などで構成されており、長いものだと全長100mほどに達することもあります。プラント全体の電気設計に関わる担当者として、何もないところに設備を配置し、最終的にそれらが稼働して自動車のボデーが流れるシーンを目の当たりにした時には大きな達成感がありますね。また、やる気があれば若手社員にも仕事を任せてくれる点も大きな魅力だと感じています。

資格取得などを通じて、より一層貢献できる存在に

海外で新設工場を立ち上げる際には、現地に3ヵ月程度滞在し、そのほかにもスポットで1~2週間程度の海外出張に出かけることもありました。海外の案件で特に印象深いのは、中国・天津の新工場立ち上げに携わった時のことです。やはり日本の工場とは勝手が違い、現地の技術者に大幅なやり直しを依頼したこともありましたが、苦労をした分、日本での立ち上げ以上にやり遂げた時の感動がありました。

私たちの仕事は、一つでもミスがあると生産がストップしてしまうため、とても大きな責任が伴います。人が作業を行うので、ミスをゼロにするのは難しいですが、それでも「どうすればより確実に作業を行えるか」「うまくいかなかった時にはどう対処すべきか」を常に考えるようにしています。こうした考え方ができるようになったところが、自分の成長を一番感じる部分です。

今後の目標は、工場内の多種多様な塗装設備を担当できるように、電気主任技術者の資格を取得すること。また、海外での業務を円滑に進めるために、語学力も身に付けたいと考えています。将来的にはエネルギー管理士の資格取得も視野に入れており、よりエネルギー効率のいい機器を提案することで、より一層お客様に貢献できる存在になりたいです。


学生へのメッセージ

就職は、その後の人生を大きく左右する分水嶺だと思います。十分に時間をかけて検討し、ぜひ自分に合った会社を見つけてほしいです。もし、学生時代から明確にやりたいと思える職種があるとしたら、その職種に必要となる資格を取得しておくのがお勧めです。もちろん入社後に取得しても決して遅いわけではありませんが、仕事と勉強を両立させるのは結構大変です。時間に余裕がある学生時代にしっかり勉強して資格を取得しておくのがいいと思いますよ。