トリニティ工業株式会社

採用情報recruit

全長100mを超える設備が完成し
動き出した時は大きな達成感がある

設備部門(第2設計エンジニアリング部 第22設計室)
理工学部交通機械工学科卒
2013年入社

塗装設備の設計担当として海外工場の立ち上げ時にも活躍

私は愛知県出身ということもあり、以前から自動車関連の会社に就職したいと考えていました。大学時代には自動車、電車、航空機など交通機械に関する勉強をしていたこともあり、自動車業界を選んだのは自然の流れでしたね。なかでもトリニティ工業を選んだのは、福利厚生が充実していることや、独身寮が完備されていること、さらには、会社が大きすぎず小さすぎない規模で、組織に埋もれてしまうことなく、やりがいを持って業務に取り組めると感じたからです。

現在は、塗装工程のなかでも「電着塗装」と呼ばれる下地工程に使われる設備の設計業務を担当しています。強度計算や図面・見積もりの作成、機器の選定、取扱説明書の制作、さらには工程管理、お客様との打ち合わせなど、機械設計の担当者として幅広い業務を行っています。設備の立ち上げ時には試運転をして最終調整を行う必要があるため、海外工場の立ち上げ時には現場に出張して作業を行いました。中国広州やマレーシアで新たな工場が立ち上がる時には、2~3ヵ月ほど現地に滞在しましたが、文化の違いや言語の壁もあり、ヘトヘトになりながら調整業務にあたったのをよく覚えています。設備が稼働するまでは気が抜けない責任の大きな仕事ですが、自分が描いた図面が基になり、全長100mを超えるような巨大な設備が完成して自動車ができあがっていく光景を目の当たりにすると、改めて自分の技術が世界のものづくりに貢献しているんだと実感でき、大きな達成感がありますね。

誰とでも気兼ねなく話せ、チャレンジしやすい風土がある

日々の仕事で大切だと感じるのは、あらかじめマイルストーンを決めておくことです。プロジェクトが始動する段階でどれくらいの日程で進めていくのかという目標を設定しておかないと、業務の抜けモレなどが発生し、失敗することが多いと学びました。また、自分ひとりでは仕事を効率的に進めることができないことも痛感しました。周囲を巻き込みながら協力をお願いすることが大切だと思います。

職場は誰とでも気兼ねなく話すことができる雰囲気でとても気に入っています。上司や先輩に委縮するようなことも全くなく、常にのびのびと仕事ができる環境です。また、手を挙げればどんな仕事でもチャレンジさせてくれる風土も魅力だと感じています。教育体制もしっかりしており、CADの構造計算などの研修のほか、建築関連や管工事の資格取得を通じて自分を高めていくこともできます。勤怠管理もきちんとしていて、メリハリのある環境で健康的に働けるのも魅力の一つですね。


学生へのメッセージ

就職活動をする際は会社説明会に参加するだけでなく、実際に働いている社員の方から話を聞くことがおすすめです。そこで本質を見極めるのが一番だと思います。ただ、自分の理想に完全に一致する会社はないと思います。良いところも悪いところも確かめたうえで、それでも入りたいと思う気持ちが上回るようであれば、きっと入社後にギャップを感じることも少ないと思いますよ。